【商品説明】
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熟成酒でありながらも洋菓子風の甘味とさっぱりとしキレを併せ持つ、 特に熟成酒初心者様に気軽にお薦めできる、山田錦の純米吟醸です。 ★香りは洋菓子風の芳香が柔らかく薫り 2BY品でありながらも老ね香は極めて弱く良好な 一印象を表現。 ★旨味は香りから連動した洋菓子甘ロフレー バー。 飴菓子の不二家ミルキーがイメージできる甘口です。 アタックにフルーティな酸味が表現されており、 熟成酒飲用の抵抗感が軽い印象。濃さはやや濃い目ながらも、口中にふわっと広がる為もたつきさはありません。

【スペック】
原材料：米(兵庫県産)・麹米(兵庫県産)
使用米：兵庫県産山田錦100％
精米歩合：40％
アルコール度数：15.3
日本酒度：-9
酸度：1.9
アミノ酸度；1.9
瓶詰タイプ：火入れ
保存方法：静かな冷暗所（開封後は要冷蔵）

＜蔵元ストーリー＞
平成31年2月19日、兵庫県新温泉町に酒蔵所を復活させました。当町出身の著名な登山家、加藤文太郎にちなみ、酒造所は”文太郎”と名付けました。町は江戸の昔から卓越した酒造技術集団、但馬杜氏のふるさとです。杜氏の技と良質の米、そして清冽な水が渾然と一体になり素晴らしいお酒を醸造することができました。

●孤高の登山家、加藤文太郎。
昭和初期、兵庫県浜坂に生まれ、神戸で働きながら山の魅力にとりつかれた加藤文太郎。彼は強い精神力と並外れた体力・脚力を持ち、そして独自のスタイルを貫く登山家でした。六甲全山を一人で縦走したり、日本アルプスの名山を冬季単独登頂した文太郎は「単独登攀の加藤」「不死身の加藤」と呼ばれていました。ヒマラヤ登山を目指し、冬山を攻め続けた彼ですが、槍ヶ岳北鎌尾根で猛吹雪に遭い、31歳で帰らぬ人となりました。「国宝的山の猛者」とも称された加藤文太郎は、今でも地元新温泉町で"文ちゃん"と呼ばれ親しまれています。

●伝説の名工
文太郎では、杜氏2人体制で酒造りをしています。弊社杜氏である田村豊和と森口隆夫は、京都や岡山の酒蔵で杜氏を長年務め、輝かしい実績を持ちます。但馬杜氏の卓越した技術をこの地で伝承しています。

田村豊和
昭和10年、新温泉町生まれ。酒一筋（利守酒造）では、長年にわたり杜氏として活躍。酒米の復活や備前焼の大甕での酒造りなど新たな取組みに尽力。酒の中に吟醸香が入るお酒を目指し、自身の技術研鑽と但馬杜氏の技能継承に邁進しています。

森口隆夫
昭和18年、新温泉町生まれ。全国新酒鑑評会連続10回金賞（2000年〜2009年）。大吟醸から上撰まで各々の酒質に合わせた特徴ある味わいを造り出す但馬杜氏の巨匠。

【蔵元】
株式会社文太朗
所在地：〒669-6744 兵庫県美方郡新温泉町用土245
電話 ：0796-80-2830
https://www.buntaro.co.jp/