【商品説明】
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1989年醸造の純米大吟醸。
杜氏も驚いた長期熟成での味わいの変化。造ったのは1989年。低温発酵による豊かな香りの純米大吟醸でした。そのまま発売しても良かったのですが、熟成させて味わいの変化を見る事にしました。すると、杜氏も驚くほどの結果となり。「流転」純米大吟醸として発売が決定しました。
爽やかな酸味と、程よい熟成香。黄金に輝く、気品高い熟成酒。純米大吟醸であるがゆえの爽快なコクを感じさせます。
●杜氏の独り言
1989年醸造の純米大吟醸。低温でゆっくりと発酵させたお酒ですので、当然出来たお酒はとてもフルーティーなお酒でした。それが長い期間の熟成により、同じお酒とは思えないほどの味わいになっています。酸が多めなので、長期熟成により幅を持った印象の熟成酒になりました。
【スペック】
使用米:会津産五百万石
精米歩合:50%
使用酵母:末廣酵母
もろみ日数:30
粕歩合:40
日本酒度:+1.4〜+1.6
酸度:2.0〜2.2
アミノ酸度:2.0〜2.2
アルコール度数:15 - 16度
瓶詰タイプ:火入れ
保管場所:静かな冷暗所
【蔵元ストーリー】
●受け継がれる魂
江戸年間の嘉永三年(1850)の創業。以来150年以上に及ぶ長きにわたって鬼瓦に守られている嘉永蔵には、酒の神様が棲み、会津杜氏の匠、蔵人の情熱が息づいている。そして21世紀、時代の流れとともに嘉永蔵の想いは博士蔵へと成長。昔ながらの完全なる手造りと最新鋭テクノロジーの共存により、末廣酒造の酒造りも大きく進化を遂げた。しかし、酒造家としての想いは一つ。会津の水、会津の米、そして会津の人々で造りあげる正真正銘の地酒。昔からずっと、は、これからもずっと……なのである。心に染みる旨い酒造りは止まることを知らない。末廣酒造は伝承と進化とともに会津で歩み続けるのである。
●風土の酒
原点は地酒にあり。会津に生まれ育った大地の恵みと、酒蔵に伝承される匠の技が融合して初めて、本物の酒は醸し出される。末廣酒造の哲学であり、美学である。そして末廣酒造が願うのは、ただ「旨い酒」を造りたいというシンプルにして深い心意気なのである。
末廣酒造には「旨い酒」造りのために自ら課している「地酒三か条」がある。
一、天然の旨い仕込み水
二、伝承される会津杜氏の匠
三、仕込み水と同じ水、仕込み水が湧く大地に育つ酒米
どんなに時代のニーズが移ろうとも、未来永劫愛される普遍の旨さをつむぐ末廣酒造。地酒三か条を頑固なまでに守り続ける酒造家魂こそが、会津に末廣の酒あり、と言わしめている由縁である。
●仕込み水
旨い酒造りに欠かせない一つが上質な天然水だ。末廣酒造の二つの蔵には、大地の恵みである清冽な天然水が地下に脈々と流れている。枯れることのない豊富な仕込み水。酒蔵としてこの上ない天賦を与えられているのである。
●嘉永蔵
背あぶり山からの水脈。石灰岩を抜けてくるため、きめ細かく、やわらかな水質を誇る。現在嘉永蔵には5つの井戸から、今なお地下水が湧き出している。
【蔵元】
末廣酒造株式会社
所在地:〒965-0861 福島県会津若松市日新町12-38
電話 :0242-27-0002
https://www.sake-suehiro.jp/